2011年
5月
26日
木
今回次々とカゴニャンズを襲った病名は汎白血球減少症と言われるもので
下痢や嘔吐が続きやがて衰弱していく病気です。
子猫が感染したら致死率約90%の恐ろしい病気です。
体力のある大人猫やワクチン済みの子は感染しても軽い症状で済みますが、ワクチン未接種の子や大人猫でも弱ってる子には次々と感染が広まりました。
前回お伝えしたカレンちゃんに続き、2歳の男の子なのに体重が2,5kgしかなかった、ねね、角膜潰瘍を無事に克服し元気一杯に走り回っていたチロル、そのほか隔離中だった子猫のほとんどが命を絶ちました。
ねねは前日の血液検査で軽い貧血が出てるだけで安心してたのが翌日容態が急変し急いで病院へ連れて行きましたが途中、車内で心肺停止状態になり、病院へ付いてすぐに心肺蘇生をしていただき一時、脈は戻ったようですがそのまま天国へと行ってしまいました。
今回感染の拡大を隔離スペースだけに留める事が出来なかったのは、完全に私、オーナーの責任です。
現在、生後1ヶ月の子猫が2匹が何とか一命を取り留めており、正式な使用方法ではありませんが、このウイルスに効くとされている人のインフルエンザ用の薬でもあるタミフルを使い何とか症状の進行を食い止めています。
妊婦で保護されてたラッキーちゃんは現在自宅に連れて帰って何とか無事ですが原因不明の咳が続いています。
お店の状況ですが、お店に来て頂いた獣医さんはあと2~3日様子を見て新たに症状の悪い子が出てこなければとりあえず安心ではないかということです。
ただ、お店の再開は店内の徹底殺菌後もう少し様子を見てからにします。
そして、今回の件でお店の保護システムの変更を行う予定です。
ワクチンの関係上、生後2ヶ月未満の子猫は保護をお断りする可能性もありますが、
すべては、ニャンズの為ですのでご理解とご協力をお願いします。
2011年
5月
22日
日
子猫の保護依頼がピークを迎えていますが、当店の隔離スペースにおいて感染症が発生しました。
非常に残念で言いにくいお知らせですが、隔離スペースで子育て中だったカレンが母子感染を起こし、今朝、入院先の病院で亡くなりました。5日前に急にご飯を食べなくなり病院へ連れて行って、抗生剤の治療を行い3日前には脱水が見られ、静脈点滴のため入院し、カレンの子猫達もカテーテル等を使い水分補給等懸命に介護しましたが午前6時頃ほぼ同じ時期に亡くなってしまいました。
カレンは生死の淵から復活し人間不信も無くなって甘えん坊になって来たばかりで本当にこれからが楽しみでスタッフ全員で子供の成長を見守って来ただけにショックが相当大きいです。
現在、感染を免れてる子も移行抗体のおかげか潜伏期間の可能性も十分あります。
この為、しばらくの間、子猫保護のストップ及び、フロアに出ている子に感染が無いか全頭隔離してチェックの為、しばらく休業いたします。
そこで皆様にお願いがあります。
まだ入院中の子も居る為、治療費が相当掛かることが予想されます。
しかし、お店のシステム上、休業中はまったく資金の調達が出来ません。
そこで、皆様に、かごにゃん募金への支援をお願いをします。
全力で治療にあたるため、臨時休業及び支援へのご理解をよろしくお願いします