テルが亡くなった次の日、兄妹のひかりちゃんの様子がいつもと違っていた。
朝からトイレにひきこもって出てこない・・・・。
窓辺にちょっこんと座って元気が無い・・・。
きっとテルが居なくなったことがショックなんだろうと思ってた、それからどんどん食欲が無くなっていき、遂には全くご飯を食べなくなってしまった。
無理やり栄養食を食べさせてたけど、ひかりは元々テルとは正反対でカリカリのご飯しか食べてくれない子です。
こんな偏食が強い兄妹に育てたつもりは無いのですが・・・・。
猫はご飯を長時間食べないと脂肪肝になりやすい動物です。
無理やり食べさせるご飯を必死に嫌がるひかり・・・・。
ごはんを食べないのに増える体重、ふっくらしたお腹・・・・。
これはまずい・・・・・。
なので今日、病院へ連れて行きました。
エコーの結果
腹水が溜まっていました。
抜いてみたらたんぱく質の多い腹水・・・・・・。
FIPの疑いアリ
と言うか年齢、テルとの兄妹関係からしてほぼ100% FIPです。
ひかりは元気になってくれると思ってた・・・・・。
最近ひかりを家に連れて帰ってたので昨日、寝るときにひかりには強く生きてもらって子猫を産んで母猫になってもらったら幸せなのにな~とか考えてたのにまさか、今日の検査で絶望に立たされるとは・・・・・。
テルの末期の時に院長先生がFIPの場合は安楽死も考えたほうが良いと言っていた。
それはFIPの治療の難しさ、全身の症状による猫への苦痛等、院長先生は分かってるからだと思う。
自分は安楽死を薦めてくる先生はやっぱり信頼できると思う。
なぜなら、病院は治療をしてお金を貰うのに、安楽死と言う選択肢は金儲け主義の先生からは絶対に出ない言葉だとおもうから。
でも、現実に安楽死を選択肢に入れることは出来ない。
でもテルと同じ治療だと結果は見えている。
新しい何かをしなければならない。
FIPでは前例の無い何か・・・・・。
ウイルスを殺す方法は何か無いのか?
ピンときた言葉があった
プラズマクラスターだ。
明日にでもシャープにお願いしなければ・・・・・
というのは冗談だけど『オゾン』を使った治療ってないのだろうか?
と検索したら、
なんと
あった!!!!!。
自家血オゾン療法という治療方法です。
副作用がほとんど無くオゾンの本場ドイツ(オゾンが最初に発見されたのはドイツらしいですよ)では保険適用で盛んに行なわれている治療方法らしく日本でも最近増えてきているそうです。
まぁ人間での話ですが・・・・。
で、病院でも相談しましたが、前例も機材も無く無理だと・・・・。
まぁ思いつきで相談したので無理も無いか・・・。
所が、お店にもどって詳しくネット検索してみると動物病院で最近この治療方法が盛んに行われている県がありました。
軽く調べただけでも3軒のヒット!!
広島県!!微妙に遠いな・・・・。
しかも福山市の動物病院は試しに使ったらいろいろと効果があったので最近(2012年4月27日のブログ)、オゾンの機械を導入されたみたいです。かなりの効果が出ているそうですよ。
ただしオゾンの使用量を見ると、オゾンでウイルスを殺すわけではない(そんなことしたら細胞も死ぬか・・・)
オゾンの刺激で血液の流れ(サラサラ血液)や免疫が上がるそうです。
腫瘍の補助療法、椎間板ヘルニア、皮膚炎(アトピー等含む)、関節疾患、泌尿器疾患、肝疾患…
広島遠いな・・・。通うか・・・・・。
てかこの機械いくらするんだろう・・・・。
ドイツ製です。http://humares.de/
でも日本製もあるらしいです。
オゾン発生器なんてオゾンランプ使えば構造も簡単で自分でも作れるのに医療用だといくらするんだろう?ケタが2つ位変わるのかな~~?正確な濃度調整も必要だしね。
広島、大阪、長野の動物病院は見つけたけど九州の病院で扱ってる所を頑張って探します。
FIPに効くかどうかは使ってみないと分かりませんが
とりあえず、希望のひかりはまだ無くなってません。
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ユキ (火曜日, 15 5月 2012 21:41)
読んでいて泣きそうになりました。
でも、これだけ頑張っていらっしゃるスタッフさんに囲まれて、ひかりちゃんをはじめ、かごにゃんさんのニャンズたちは幸せですね。
並木坂こまる (水曜日, 16 5月 2012 08:59)
私も、テルちゃんの事でFIPの恐ろしさを実感した、直後の出来事で、ショックが大きいですが、オーナー・頼れるスタッフと共に自分も出来る限りの事はしようと思います。
アレックス (木曜日, 17 5月 2012 23:13)
自分も泣きそうです。
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