9月中旬、手のひらサイズで保護し、黒豆兄弟と呼んできた『テル♂とヒカリ♀』の仲良し兄弟♪
もう、豆とは言えない位、頑張って大きくなってくれました☆
そんな、2匹は黒豆の頃から、虚弱体質で、なかなかごはんも自分で食べれず、体重もなかなか増えず、家に連れて帰って、3~4時間置きに様子をみて、食べさせたり
寒くなってからは、お店で朝まで様子をみたり、正直私にとっても苦労の日々でした。
途中の1ヶ月半くらいは、食べることを忘れてしまったのか?と言うくらい何も口にせず、
カテーテルと言うチューブを使って直接胃にゴハンを入れたりという事もしました。
嫌がって苦しむ子を抑えて、ゴハンをあげる・・・・・・・精神的にも辛かったです。
でも、テルとヒカリは小さい体で、いろんな苦しいことに2匹で耐え、一生懸命生きてきました。
この時に、テル・ヒカリと言う名前が決まりました♪
写真は1ヶ月半に及ぶ、カテーテル生活の後始めて自力でゴハンを食べた時の写真です☆
ムービーも撮って、本当に本当に嬉しかったのを覚えています。
その後も、同じ時期に保護した、ひなた・かなたと共に仲良く育ちましたが、体格の差は広がっていくばかりでした。
皮膚病がちょっと移れば、全身に広がって、全身ハゲ状態・・・・・
風邪の症状もなかなか良くならず、常にかぜっぴき状態・・・・・
その後も、頑張ってごはんを食べ、自力で足りない時は、無理に食べさせられ。
テルに関しては、風邪・皮膚の治療プラス目の治療でキツイ毎日だったと思います。
そして、今年に入ってやっと体重が1キロを超え、それでも普通に健康な子の半分ですが、
体重もぼちぼち増え始め、2匹とも3月に入って1,5キロを超えました!
ヒカリに至っては、みんなと同じカリカリのゴハンだけでも大丈夫になり、閉店後のおやすみの時間もフロアーで過ごしていけるまでになりました。
そして、だいぶ大きくなった事もあり、テルは癒着していた目を切開する手術を受けました。
手術から帰ったその日はとてもお疲れでぐったりでした。
そして、そのあとからの、目薬での目の維持・・・・・・・
神経の働きの関係で目は開いたものの、涙の分泌がない状態・・・・・・・
1~2時間置きの目薬。
くっついていたら、多少無理してもはがす・・・・・
この頃も、遅くまで残って目薬。早く来て目薬。
テルと私のキツイ日々でした。
そんな日々も虚しく、涙の分泌はなく、結局また癒着してしましました。
正直、一生目薬・・・・無理なのでは・・・?と思ってしまっていた自分がいました。
テルには、苦しい思いやキツイ思いを沢山させてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
いまだに、変動がある不安定な体重・・・
いつの間にかカリカリを食べれるようになった女の子のヒカリに追い越され、ちょっとずつ差がつき・・・・
それでも、ヒカリちゃんやほかの子とじゃれたりおもちゃで遊んだり、元気に走ったり
懸命に生きているテルを、なんとしてでも早く元気にしてあげたいなぁ~といつも思っていました。
そんな矢先でした。
最近ちょっとまた調子が良くなかったので、病院に連れて行ったところ、
『FIP』(猫伝染性腹膜炎)
と、診断されました。
ネココロナウィルスの突然変異で起こる、確立された治療法やワクチンがまだ無い病気で、
発症してしまうと、数週間~1年で致死率は95%以上・・・・
FIPウィルスは、抗体が取り付いたウィルスをマクロファージが盛んに食べる事を逆手にとって、マクロファージに盛んに食べられ増殖していくやっかいなウィルスです。
抗体がたくさんありすぎてもダメ・・・・ワクチン開発が困難なのも納得です。
興味を持っていただける方は、ぜひ調べてみてください。
生後半年で、体重1,3キロのテルがこれから、闘う病気です!
テルはまだ、そんなにヒドイ症状まではありませんが、
胸水が溜まって呼吸が苦しくなっています。胸水をちょいちょい抜かないと軽い呼吸困難にになったりしてます。
これからは、溜まった胸水をちょこちょこ抜きながら、
インターフェロン・ステロイド・抗生物質を投与しながらの延命の対処法になります。
克服した子もいるみたいなので、いろいろ調べて、やれることは全部やりたいです!
もともと、虚弱体質で、ずーっと頑張ってきた子です!
テルには、いつもいつも頑張らせてばっかりだけど、私もずーっと一緒に頑張ります!
毎日元気に遊べるように♪
頂いたミルクなどは、今はテルちゃんのお腹にたくさんもらってます♪
皆さんの愛がたくさんだから、テルちゃんきっと元気になりますね♪
これからも、頑張ってる『テル』を(ダジャレじゃないですよぉ~ 笑;)
見守ってくださいね☆
長々と失礼しました。
コメントをお書きください
かごにゃん (火曜日, 03 4月 2012 00:05)
オーナーより え~と、これからテルは延命治療ではなく完治させるための治療を行います。海外の文献等も参考にしながらがんばって行きます。血液の中のマクロファージを増やさず好中球を増やす方法やアレルギー反応に寄る炎症を抑える方法等、獣医さんと相談しながら何とか見つけ出していきます。もし皆様の中で英語が得意な方、ウイルス学に詳しい方、動物の自然治癒力を高める方法(漢方やホメオパシー)に詳しい方がいらっしゃいましたら、こんなのどうですか?とどんどんコメントをよろしくお願いします。
シラタ (火曜日, 03 4月 2012 00:35)
いつも、店長さんとテル、ヒカリの頑張りをずっと見てきたので、
このブログを見て、テルの病気を知り驚きました・・・
私達も色々と調べてみます。テルには克服してほしいです。
来店して、見守る事しかできませんが、応援してます。
れん (火曜日, 03 4月 2012 03:05)
知人に英語が得意な方やまた海外在住の方などいるので
一緒に調べてもらいます。
漢方にも詳しい方なども居るので今日から私も私なりに色々と調べてまいります
涙が止まらないけど、ここまで頑張ってきたのですから・・・
絶対に治したいですよね。
全力で調べてきます!!
名無し (火曜日, 03 4月 2012 07:35)
スカパーのアニマルプラネットで動物用の鍼・灸、ツボ療法をしてくれる動物病院が紹介されていたのをたまたまちらっと見た事がありますが、多分遠方だったかと思います……;
にゃんこが施術されている所が映っていましたが大人しくしていましたよ。
痛みは殆ど無いそうです。
お灸も直接肌に触れないようにして暖めるそうで気持ち良さそうでした。
近くにも取り入れてるところがあればいいのですが……。
aya (火曜日, 03 4月 2012 10:34)
テルちゃんの為に何が出来るか分かりませんが
応援していきます。
元気に遊ぶテルちゃんを見たいですから。
かごにゃん (火曜日, 03 4月 2012 16:32)
シラタさん
いつもありがとうございます。
テルとヒカリがずっと元気でいられるように頑張ります。
寂しいのもストレスみたいなので、たまに遊ばせてます♪
機会があったら一緒に遊んでやってくださいね!
れんさん
ありがとうございます。
とてもありがたいです。
英語の論文が読めません(笑;)
ぜひお力を貸してください。
名無しさん
貴重な情報ありがとうございます。
いろいろ調べてみます!!
ストレスでゴハン食べなかったりもあるので、いろんなr
かごにゃん (火曜日, 03 4月 2012 16:36)
治療法をやってみます。
ayaさん
今回の事はとてもショックでしたが、
今までも乗り切ってきてくれたテルなので、今回も乗り切ってくれると信じて頑張ります。
また遊んでやってくださいね♪
○○ちゃん (火曜日, 03 4月 2012 21:36)
コメントはじめて書きます!
最近猫ちゃんが欲しくなって友達が猫カフェがあるって教えてもらって今ブログをみました☆
テルちゃんですかぁ.....
大変ですねぇ.....
後で調べてみますね。
にゃん様(みずな)日陰君ってブログをみたのでわかりますが、みずな君を保護された方コメントを書いてましたね!!
人気者のみずな君★
私もみずな君がいる頃にかごにゃんさんに行ってたら、貰ってたかもしれません^^*
早くかごにゃんさんに行きたいです!
日曜日になったらはじめての猫カフェ行きたいと思います♪
その度は色々と教えてください(^-^)/
Mao (火曜日, 03 4月 2012 22:48)
オーナーさん、テルちゃん
頑張り過ぎないように、息抜きしながら。
人も動物もそうかと思いますが、免疫力にかなう薬はなにも無いと思います。
テルちゃんにとって、生きることって楽しい、パパが大好きだからずっとそばにいたい!(キャラメルさんくらい)って思える環境を作ってあげてください。
ご存知かもしれませんが、フェリウェイはいかがでしょう?
今までたくさんのピンチを乗り越えてきたテルちゃんの生命力ならきっとこの先も良い猫生を歩めるでしょうね!
応援しています
アヌーシュカ (日曜日, 08 4月 2012 17:35)
英語の文献をザーッと見て、
オーナーさんが病院で貰われたインターフェロンや副腎皮質ステロイド以外には、
・ビタミン
・ホメオパシー(同毒療法)
などの療法が出ていました。
後はやはりストレスを与えない、好きなものを食べさせる、だそうです。
あまりに断片的でお役に立たないと思い、申し訳ありませんが、
引き続きリサーチしてみます。
かごにゃん (日曜日, 08 4月 2012 22:05)
みなさん、情報をありがとうございます。
現在、テルのご飯に混ぜているものは
フェロビタ(病院で買えるビタミン、ミネラル)、
きゃどっく(かごにゃんで以前から使ってるサプリ)、
野菜スープ、
初乳ミルク、
子猫用ミルク、
卵黄、
チニック(貧血予防)
アニマストラス(酵母・酵素)、
グリチルリチン(甘草)です。
後はテルの入ってるケージには光を全く出さない特殊な遠赤外線ヒーターが付いてます。
元々は寒さ対策に入れてたのですが調べてみると遠赤外線治療も効果がありそうです。
お灸も遠赤外線の効果ですかね?
今は血管炎(アレルギー)の元である活性酸素(フリーラジカル)の除去を行うための装置を探しています。
とりあえず、食欲は戻ってきたし、ずーっと原因不明の下痢だった(薬も効かない)のが今は治ってくれました。
MAOさんのおっしゃる通り、テルの甘えん坊全開にさせる為、ちょっとみんなよりひいきしてます。嫉妬深いキャラメルが並木に居なくて良かった~苦笑。並木店長のこまるもみんなからマーキング掛けられるくらい頑張ってもらってます。笑
りーぬ (月曜日, 16 9月 2013 18:40)
こんにちは、初めてコメントします。
他人事とは思えない記事だったので、ささやかながら応援したいなと思いました。
これまで一緒に過ごして来たヒカリちゃんのためにも、テルちゃんの治療、一番近くで励ましてあげて下さい。