『黒豆物語』

雨の日に、並木坂の通り沿いに捨てられていた２匹。

タクシーのおじちゃんたちの相談の結果、お店に連れてこられたみたいでした。

ちょうど２日前に保護していた、ひなた・かなたと一緒に４兄弟のように育ちました。

もともと、弱いところを持って生まれてきたのか・・・・・

黒豆兄弟２匹は、茶豆兄弟のように順調には育ってくれず。

風邪を引いて、ご飯を食べなくなり

一時は、正直もうダメかも・・・・・とテルに思った事もありました。

その後テルは入院し一命をとりとめましたが、目も傷がある所から、癒着していっていることが解かり、出血してどんなに痛がっても、１～２時間置きに、目を開いてあげないといけない、

テルにとっては辛い日々が続きました。

後から聞いた話ですが、テルの担当していただいた、先生も家に連れて帰って看病してくださっていたそうです。

本当に感謝です！！

その後も、ヒカリとテルは病院に通いながら、懸命に生きてきました。

でも１ヶ月たっても風邪は治らず、食欲もドンドンなくなっていく状態。

テルの目も片方はくっついてしまいました。

本当につい最近まで、カテーテルというチューブを入れて、胃に直接ゴハンをいれてあげなければいけませんでした。(私が始めて、カテーテルをした子なので、テルと命名しました　笑☆)

かなた達と駆け回ったり、元気はあるのに、食欲はない・・・・・

カテーテルを続けて、やっと体重が１週間で２０ｇ増ととても厳しい状態が続いていました。

正直、このままずっと食べなかったら・・・・と思ってしまうくらい。全然食べてくれませんでした。

そんな状況から抜け出せたのは、つい先日☆

徐々にですが、ヒカリもテルもふやかしたカリカリを自分から食べてくれるようになりました。

ふやかしたのでも、まだ食べ辛そうですが、一生懸命２匹一緒に食べてる姿を見て、思わずムービーを撮り、胸がいっぱいになって、涙がでそうになった・・・というのは内緒ですが(笑)

本当に最近で１番嬉しかった出来事でした。

まだ、自分達で食べる分だけでは、不十分な時もあり注射器でちょっとづつ食べさせたりと、毎日体重を計りながら調整している不安定な状態ではありますが、

テルもヒカリもとっても元気です！！

テルの目も、麻酔に耐えれる体重になったら、切開手術をして、角膜が残っていれば

目が戻るかも！との事でした。

まだ、風邪は相変わらずで、不安要素も多々ありますが、

この物語を胸に、今後もテル・ヒカリ、そしてかごにゃんずの成長を見守っていただければ嬉しいです☆

かごにゃん・猫＆人メンバーみんなで頑張ります♪