新しく来た新人さん
警察署から子猫の保護依頼を受けました。坪井川の河川敷にダンボールに入れられて6匹の子猫が捨てられていたそうです。
学生さんが泣きながら捨て猫が居ると通報してきたそうで、警察が行くとすでに1匹は息絶えていたそうです。通常はこのようなケースで警察が保護をすることはありませんが、警察官も人間です。いったんは警察署に連れて帰りましたが、警察官は異動も多く、ほとんどの方が官舎暮らしで猫をひき取ることが出来ない、ましてや警察署内で里親探しも出来ない。
しかし、そこには目ヤニや鼻水で顔がグジュグジュになって弱った5匹の子達が行く当ても無い状態。
愛護センターにも問い合わせたそうですが愛護センターも保護がおいつかずパンク状態、そこでかごにゃんへ問い合わせが来ました。
お店もすでにパンク状態ですが、丁度里親さんが決まった日で、順番待ちをしていただいてる方へ電話をする直前でした。
ケージは1匹分しか空いてませんが、生後1ヶ月未満の子猫でしたので5匹一緒に酸素室へ入れています。
ノミの付着が相当激しく、シャンプーするとお湯が真っ赤に染まりました。(ノミの糞は血液なので濡れると赤くなります)
1匹につきノミが30匹は居ました。それが5匹ですので150匹位のノミを退治しました。
ハゲも何箇所かあり顕微鏡で調べましたがダニでは無いようでおそらく真菌症かと思います(シャンプーした後なのではっきりと分かりません)
今後は治療が終われば晴れてフロアデビューとなりますがしばらくはケージ暮らしですね。
無責任な餌やりさんへ
子猫の面倒を見れないのであれば野良猫に餌をあげないでください。
親猫から離れた子猫は自分で生きていくことが出来ません。
子猫が産まれる環境にしているのはあなた方自身です。
お腹を空かせて可愛そうだから?
ではまず不妊手術をしてください。
お金が無いから?言い訳にしかなりませんよ。
お金がないなら餌をあげないでください
可愛そうだから餌をあげて可愛そうな命を作らないでください。
熊本県の条例が改正されるようですが、努力義務では誰も相手にしません。
日本は動物虐待大国だという自覚が足りない気がします。
日本の法律は いのち=もの これが何十年も変わらない国です。
行政が変わらないのなら民間で変えていくしか無いですよね。
熊本市は800以上ある全国の市の中で17番目に人口の多い市です
もし熊本市が変わる事が出来れば単純な比較は出来ないけど他の9割以上の市も変わることが出来る証明になります。
熊本市70万人以上の人口の中で毎日400人の方の目にしか止まらない小さなブログですがここから何か変えていくことは出来ないか?
まだ、私自身27歳になったばかりで日本を変えるとかそんなことはとても出来ませんが、でもこれから熊本市を日本一野良猫の少ない街に変えて行きたい。
コメントをお書きください
猫ばんざい (土曜日, 10 9月 2011 22:13)
人間だけが生きてるんではないんですよね。猫も生きてます。人間より、厳しい環境の中で。車で走ってると、よく猫がじこにあって、死んでる姿みると、自分が撥ねたわけじゃないけど、ごめんね、って、あやまってしまいます。
何もできない自分の無力さにかなしくなってしまいます。飼う以上は、その命に責任もってほしいものです。
かごにゃんの取り組み応援してます。がんばってください。
ユキ (日曜日, 11 9月 2011 18:02)
そうですね。
私も変えていきたいです。
もし、そういった企画があるときは是非告知お願いします。
淳のおばちゃん (日曜日, 18 9月 2011 23:41)
お店で言い損ねてきたのでここで⇒黒白猫ちゃん他の子に負けて餌食べれて無かったみたいなので気にしていてもらえると・・・何度か挑戦してましたけど皆の勢いに負けてとうとう諦めて上の段に登っちゃってました。皆が食べ終わっても降りて行く気配も無かったので(/_;)
かごにゃん (月曜日, 19 9月 2011 01:03)
猫ばんざいさん かごにゃんを始めたきっかけが家の目の前で事故にあって死んでる子を見た時でした。
自分の子供だったら3歳位の子供を外に出して放置しないのにペットとなると大丈夫だろうっと思ってる方が多いですよね。猫も道路の渡り方など知らないから急に飛び出してくる子供と同じだと思って頂きたいですね。
ユキさん 大規模な活動が出来ると良いのですが、まずは小さな取り組みから考えます。
淳のおばちゃんさん ご報告ありがとうございます。子猫のご飯は2~3時間おきにあげてますのでタイミングによってはそんなにお腹がすいてない事もあり、すぐに諦めてしまう子もいますが、子猫は毎日体重のチェックをしていますのでご安心ください☆
淳のおばちゃん (月曜日, 19 9月 2011 13:02)
それを聞いて安心しました(*^_^*) が、お世話が大変ですね。スタッフの皆様も体を壊さないように気をつけられてくださいm(_ _)m
実は白猫ちゃんも茶猫ちゃんに前足でゲシゲシ蹴られて追い出されてたのですが、何度か戻ろうと頑張ってどうにかタイミングが掴め無事に食事に戻れてたので「白黒猫ちゃんのあの大人しさは大丈夫なの?」と少し心配で・・・『弱肉強食』という言葉が浮かびましたし(汗)杞憂で良かったです(^-^)
次は1~2ヶ月後にしか行けないと思うので、会えなくなる子猫ちゃん達もいると思います(/_;)でも元気で巣立ってくれるのが一番ですよね(^_-)-☆
猫ばんざい (土曜日, 24 9月 2011 20:40)
昨日、捨て猫ですが、1ぴき、連れてきました。知り合いの、工場に捨てていった人がいて、工場でもどうにもできなくて、捨てに行くところだったそうで、まだ、生まれて、一ヶ月くらいの子猫でした。うちにも一匹いたけど。人間でいったら、赤ちゃんを置き去りにするのと一緒だなって思ったら、かわいそうでほっとけなくて、連れてきました。ほん と、なんとか、捨てられる猫、事故にあう動物がいなくなる世の中にならないものかとおもいます。かわいそうな猫ちゃんたちのためにも、大変だとおもいますが、一匹でも、救ってください。
ユカ (土曜日, 24 9月 2011 22:50)
今日お邪魔させていただいたものです。。
この記事を読んでから胸が痛くなり、会えるかなと思いながら伺いました。お薬の時間に3分間だけゲージの外に出てきた四匹はかごにゃんさん方のケアのおかげでとても回復していて外に出れたのがたのしかったのかうれしそうにはしゃぎ回っていてとてもかわいらしくてほほえましかったです。
でも一番元気よく走り回ってじゃれてくれた茶トラの子猫の子のお腹にある無数のはげを見て改めて人間のエゴからの無責任な餌やりはいけないと強く思いました。
一人一人の心がけで救われる猫が増えていくように願うばかりです。
お世話になりました。